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職場ストレス
仕事内容が自分に合っていない、質的・量的な負担が大きい、人間関係がうまくいかない、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントがある…このように、職場ストレスにはさまざまなものがあります。しかしストレスを放置しておくと、心身に不調をきたしたり、適応障害やうつ病等を発症することもあります。ぜひお早めにご相談ください。内容によって対応は異なりますが、職場で起きていることへの理解を深めながら、ストレスマネージメントなどの必要なサポートを行います。
気分障害(うつ病・双極性障害)
気分障害の治療における薬物療法は重要なものですが、並行してカウンセリングを受けることで、自己理解を深めたり、症状をコントロールしたりできるようになります。再発の予防にも繋がりますので、一人で悩まず、できるだけ早めにご相談ください。
不安・恐れ
(パニック症、社交不安症、全般性不安症、
恐怖症、強迫症、心気症など)
人間は本来、危険に遭遇すると、自分を守るために不安や恐れを本能的に感じるものです。しかしそれが不必要に強く、また継続するものであるならば、仕事や人間関係、日常生活にもさまざまな支障をもたらすことでしょう。
そのようなこころの状態に寄り添いながら、症状のコントロールを目指すと共に、症状の背景にあるさまざまな思い(葛藤)やメッセージを理解しながら回復をサポートしていきます。
心的外傷(PTSD、急性ストレス障害など)
生命に関わるような事件や事故、災害、暴力(虐待・いじめ・ハラスメントなど)を見たり聞いたり、実際に体験したことを心の中で整理できないまま抱え続けていると、心的外傷(トラウマ)となって現在の生活にも影響を及ぼしてしまいます。フラッシュバックや睡眠障害、過剰な警戒心や集中困難といった精神的な苦痛をもたらすのです。
パオでは、そのような心的外傷記憶の処理をEMDR*を通じて行っています。ご要望に合わせながら回復の目標を定めていきましょう。
※EMDRとは:「眼球運動による脱感作と再処理法」のことを指します。WHO(世界保健機関)からも推奨されている、トラウマ治療に効果が証明された実証的な方法のひとつです。比較的短期間で処理できる画期的な方法として、広く世界各国で用いられ、効果が実証されています。
子育て(子育て全般、虐待)
親が自分の子どもを愛すること、それは決して当たり前のことではありません。特に子どもが言うことを聞いてくれないときは、不安になったり強い怒りを感じたり、無力感を感じたり…そんな感情を抱いてしまったことへの罪悪感で、さらに追い詰められてしまうこともあるでしょう。
子育て=孤育てともいわれ、閉じられた家庭環境の中で考えが行き詰まり、出口が見えなくなってしまいます。しかし話し合うことで、子どもへの見方や感じ方・関わり方が変化したり、子どもへの理解を深めて解決の糸口を見つけたりすることができますよ。まずは抱えている思いを吐き出し、気持ちを楽にしていきませんか?
発達障害
育てにくさを感じていたり、発達障害によって日常生活の対応に困っていると、子どもを叱ることが多くなり、親子関係も悪化してさらに対応困難になる…そんな悪循環に陥ってしまいます。
お悩みを抱えたご家族のために、ペアレントトレーニング*を行っています。遠慮なくご相談ください。
※ペアレントトレーニングとは:育てにくさを感じるお子さんを持つ親のための子育て支援プログラムです。子どもが自信を持ち元気になること・親も子育てが楽になること・親子関係も穏やかになることを目指していきます。
不登校
学校へ行きたがらない、あるいは行きたくても行けない児童・生徒の数は年々増えています。発達段階における子どもにとって不登校は誰にでも起こり得るもので、特別なことではありません。「不登校」という言葉の背後には、児童・生徒の数だけその理由があり、決して一括りに語ることはできないでしょう。お子さんや親御さんと信頼関を築きながら、そのような一人ひとり多様な子どもの心に寄り添い、不登校の背景にあるメッセージを理解していく…このプロセスを支えることが、カウンセリングの第一歩です。
いじめ
いじめとは、心理的または物理的な影響を与える行為で、それを受けた者が心身の苦痛を感じている状態のことを指します。これにはインターネットを通じて行われるものも含みます。言葉によるからかいなどの一見軽微な行為から、生命・財産に関わるような重大な被害を生じる犯罪行為も含まれ、その範囲は非常に広いと言えます。
しかしどのようないじめであっても、一見した重さや軽さではかることができない心の傷を残すことがあり、それがきっかけとなって不登校に繋がってしまうケースもあります。現在起きているいじめはもちろんですが、過去にあったいじめの体験が、現在の生活や自分自身のあり方に影響を与えていることもあります。そのような過去の体験も含めてサポートしていきます。
DV(ドメスティックバイオレンス)
DVは、配偶者・事実婚のパートナー・恋人などの親密な男女間における暴力のことをいいます。身体的な暴力だけでなく、言葉による精神的な暴力・性的暴力・経済的暴力・社会的暴力などが継続的に繰り返されるため、心身へのダメージは大きなものになります。自尊心の低下・睡眠障害・不安障害・うつ病・PTSD・解離性障害などの精神疾患を招くこともあるため、早急な支援が必要です。
パオのカウンセリングでは、まずは社会生活の安全性や安心の確保、およびそのための情報提供などの支援を行ったうえで、心理的影響へのサポートや、必要に応じてPTSDのケアも行っていきます。外からは気づかれにくく、また自ら声を上げることの難しさもあるDVですが、勇気を出して一歩踏み出してみませんか。
依存症
(アルコール、薬物、ニコチン、ギャンブルなど)
依存症は物質への依存(酒・薬物・ニコチン・カフェインなど)、プロセスへの依存(買い物・ギャンブル・盗癖・性的逸脱・暴力など)、関係性への依存(破滅的な異性関係を繰り返す・他者の問題とその関係性に嗜癖するなど)といった種類に分けられます。これらは刹那的な快楽を得られるものなので、一見自己治癒的ではありますが、長期的には重大な問題や損失を生み出してしまうため、根本的な解決にはなっていません。
依存症は本人だけの問題ではなく、それをやめさせようと面倒を見る周囲の人(主に家族)との関係によって維持されています。これを共依存といいます。そのような共依存的な関係性が依存症を支えていくことに繋がっていきます。
従って、カウンセリングでは本人へのサポートだけでなく、周囲で困っているご家族も含めて支援していくことになります。
対人関係
人と比べてしまう、劣等感が刺激されやすい、自分らしく振る舞えない、自分の意見が言えない、断ることが苦手、いつも受け身の姿勢になってしまう、集団が苦手、同年代が苦手、緊張感が強い、自分は好かれないと思ってしまう…このように、人との関係において生きにくさを感じることがあるかもしれません。その背景には、これまでの対人関係や経験の中で作られてきた、自身自身の考え方・感じ方・価値観などが影響していると考えられます。
そういった「自分のあり方」を振り返り、これからどうなりたいのかを、ご要望に寄り添いながら話し合っていきます。
家族関係
家族関係には、親子・夫婦・兄弟姉妹・嫁姑・親戚など、さまざまなものがあります。家族関係における葛藤は、それらが複雑に入り組んで絡み合い、歴史を織りなしている中で何代にも渡って続いていることもあり、ときに根が深い問題になり得ます。家族は身近な存在であるからこそ、相手に対する期待も大きく、そして葛藤も深くなってしまうのです。しかし、家族だからといって必ずしも愛し合えるというわけではありません。一方で、安定・安心・安全を叶える家族関係というのは、心の安定においてとても重要な要素でもあります。
家族の関係性やその中でのご自分のあり方・感じ方・考え方などについてお話を伺いながら、絡まった家族関係の糸を解きほぐすことが大切です。理想と現実の家族像の折り合いをつけ、本人にとって望ましい目標を設定して話し合っていきましょう。